のしげさうんど とは?

のしげさうんどとは?

のしげさうんどは、「究極のアナログサウンドを、もっと身近に」をモットーに、アナログ機材が持つ、「嘘臭さのない、極めて自然な、耳に心地良い」サウンドをそっくりそのまま作り出せるようなアナログエミュレーションプラグインを開発しています。

創設者の思い

学生時代ミックスで躓いた経験から、1から独学でプラグイン開発をスタート

プラグイン開発を始めたきっかけは、学生時代のバンド活動でのミックス、レコーディングの経験です。もともと「音」そのものが好きだったこともあり、何も知らないまま興味本位でDAWをパソコンにインストールしたことを覚えています。「野菜をミキサーにかけて野菜ジュースに」その程度にしか考えていませんでした。

しかし、現実はそんな甘いものではありませんでした。ミックスすればするほど絶望することになりました笑

「プラグインをたくさん使っていじくり回しても、どうにもカッコいい音にならない・・・」「どうしたら大好きなあの曲みたいにどしっとカッコよくまとまったサウンドになるのか・・・」

悩みに悩んで、調べて、たどり着いた答えが、アナログハードウェアのコンプレッサー、イコライザーの存在でした。もちろん、ミックスの腕、耳の良さが完成度に与える影響が最も大きいことに変わりはありませんが、初めてハードウェアコンプを通った自分の音源を聴いた時の衝撃は忘れることができません。ただ適当に通しただけで、音が檻から放たれたように生き生きとしたのです。それ以来、この感動を若い世代のDTMerさんに味わって欲しい、もっと多くの人に知って欲しい、そう考えるようになり、これはプラグインを作るしかないと決意しました。

 
代表取締役 田野奏多

アナログハードウェアの魅力

ズバリ、アナログハードウェアの魅力は、音の「良さ」だと考えます。音を根底から変えるような強烈な個性があります。ここでは、この「良さ」については語りません(言葉にするのが難しすぎるため、おいおい発信していけたらと思います)が、とにかくアナログハードウェアの音の「良さ」に衝撃を受けました。

そして、その音を再度録音し、またデジタルに戻ったとしても、元の音より良い音(主観です)になることに、さらに驚かされました。

「この音の変化をプラグインで再現出来ないのか」

「自分が満足するアナログ感たっぷりのプラグインを作りたい」

これが、プラグイン制作を始めた最も大きな理由のひとつでもあります。

お客様には、プラグインを作品作りに役立てていただきたいのはもちろんですが、のしげさうんどの製品を使うことで、アナログハードウェアについて知らなかったDTMerの方々に、その底知れない魅力を知っていただけたらと思っています。

プラグインの魅力

パソコンで音楽制作している方にとっては説明するまでもないですが、プラグインを使うことで、

  1. パソコン内で作業を完結させることが出来る
  2. プラグインの複製が出来る(複数トラックに同時使用)
  3. アナログ・デジタル変換が必要ない

などのメリットが享受できます。

パソコンでミックス中にアナログ機材を使用するとなれば、毎回再生と録音が必要ですし、1度録り終えた後に再度同じセッティングを再現することは容易ではありません。また、ケーブルの取り回しやAD/DA変換による音質変化、電源管理、ハードウェアのメンテナンス等、気を遣わなければいけないことが沢山ありますが、プラグインならば、その全てがなくなります。

これらは、パソコンでミックスする上では、計り知れない大きさのメリットと言えるでしょう。

最後に

音楽のスタイル、制作手段は変われど、今も昔も世界中の人々が音楽を生み出し続けており、その全てが誰かの心に響いて、力になるからこそ、音楽は不滅だと僕は思います。

先人達が積み重ねてきた想像も出来ない努力の結晶に敬意を表するとともに、これから、みなさんの音楽をより良い作品にするために大いに役立つような製品をどんどん作ってまいりますので、よろしくお願い致します!

のしげさうんど株式会社 代表取締役 田野 奏多

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